この度、偕行会城西病院近隣に、城西名原訪問クリニックを開業させていただきます。
医療法人偕行会在職中、前半は透析医療を中心に、後半は訪問診療を中心に勤務してまいりました。
在宅医療は平成9年から従事し、当初は寝たきり患者の腹膜透析や神経難病の人工呼吸器装着者、経管栄養、褥瘡、末期がんなどの重症症例を診療してきました。
その一方で、年々増加する認知症患者へのアプローチとして、コーチングや音楽療法を導入してきました。
病状や精神状態の安定に効果があったと実感したおります。
胃瘻内視鏡を導入し、在宅での胃瘻交換時の安全性を確保してまいりました。
拘縮予防を目的として、痙縮患者への筋弛緩療法(ボトックス治療)にも取り組んでまいりました。
今後は、ひきこもり高齢者への診療も視野に入れ、ドクターカーを導入して、地域の皆様により一層お役に立てればと願っております。
どうかよろしくお願いいたします。
令和6年3月
城西名原訪問クリニック院長
勢納 八郎