在宅訪問診療の特徴
在宅訪問診療
生きる力を支える
車いす対応のドクターカー
コーチングコミュニケーション
必要に応じて音楽療法を提供
城西名原訪問クリニックの
在宅訪問診療の特徴
院長 勢納八郎
在宅訪問診療では、医師がお宅や施設に伺います。原則として通院困難な方への医療です。
[おすすめ!]在宅訪問診療の詳細・往診との違い、よくある質問と答えも御覧ください。
医療法人偕行会在職中、前半は透析医療を中心に、後半は訪問診療を中心に勤務してまいりました。
在宅医療は平成9年から従事し、当初は寝たきり患者の腹膜透析や神経難病の人工呼吸器装着者、経管栄養、褥瘡、末期がんなどの重症症例を診療してきました。
その一方で、年々増加する認知症患者へのアプローチとして、コーチングや音楽療法を導入してきました。
病状や精神状態の安定に効果があったと実感したおります。
胃瘻内視鏡を導入し、在宅での胃瘻交換時の安全性を確保してまいりました。
拘縮予防を目的として、痙縮患者への筋弛緩療法(ボトックス治療)にも取り組んでまいりました。
今後は、ひきこもり高齢者への診療も視野に入れ、ドクターカーを導入して、地域の皆様により一層お役に立てればと願っております。
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車いす対応の
ドクターカーで訪問
入院が必要な場合や、医師付き添いでの受診が望ましい場合で、救急要請が適切でない場合の搬送手段になりえます。
救急車は、あきらかな急病や重症者を搬送するための車両です。 病気やケガというわけではなく、ただただ足腰が弱っているだけという場合は、本来は救急車の対象外です。
救急車を呼ぶほどではないが、病院に行ったほうがいいという状態になっているということは十分に考えられます。そういった場合に、病院にお連れすることができれば、お役に立てるのではないかと考えて、導入しております。
車椅子はドクターカーに備えられた電動ウィンチで安全に乗り入れできるので安心です。患者様は3点式のシートベルト、車椅子はベルトと電動ウィンチでしっかりと固定。足元も広々、頭上空間もたっぷりとあり身長175cmの男性でも余裕があります。車椅子からの視点は高く、先生・看護師と距離が近いので安心です。車椅子はしっかりと固定されているので、乗用車の座席と同様の感覚で移動できます。軽自動車でもパワフルに坂道を上がっていきます。車椅子に乗ったままの乗り降りや移動を安定した状態で行います。
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コーチングコミュニケーション
を通じて生きる気力をサポート
コーチングは、自主性を引き出すコミュニケーションスキルです。臨床コーチング研究会認定コーチとしての長年の経験を生かし、ひきこもりがちの方々の生きる気力を引き出します。
最近では認知症の方や、脳に深刻なダメージを受けられた方にも、部分的にコーチングスキルを駆使して、手ごたえを感じています。
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必要に応じて
音楽療法を提供
音楽は、心の奥深くに届きます。偕行会城西病院への音楽療法導入経験と実績に基づき、コミュニケーション困難な方を中心に、音楽療法を提供します。
学生時代の個人的な繋がりから、名古屋音楽大学の当時の学長とコンタクトをとり、時間をかけて、城西病院に音楽療法を導入してきました。
その過程では、自分自身も訪問先で音楽を提供するなど、高齢者の脳の活性化を図ってきた経験と実績があります。
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24時間365日連絡可能
必要に応じて、電話再診~緊急往診を実施。
入院の手配や在宅での点滴、緊急薬剤処方、看取りのサポートまで行います。
24時間薬局と契約いただければ、夜間休日にもお薬をお届けすることが可能です。
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地域のクリニック
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病院と連携
偕行会城西病院時代に、複数のクリニックと連携。
万一、主治医に連絡が取れない時でも、バックアップ体制を構築してきました。
今後も相互の協力体制を維持します。
偕行会城西病院/名古屋共立病院で、専門性の高い検査が受けられるよう手配いたします。